3月5日「感染症対策下における子どもの安心・安全を高める」~(一社)日本臨床心理士会~

☆ 新型コロナウィルス感染症対策として、感染の拡大抑制のために様々な対応が行われ、子供たちも日頃と違うということを体感しています。「自分や家族も感染するのでは?」と心配する子もいるかもしれません。以下のようなことは一般的なことのようです。

 ・腹痛や頭痛、不眠、食欲不振など

 ・いつもより泣いたり、大人にしがみついて離れなかったりする

 ・急に、幼い言動、夜尿、お漏らし、わがままなど

 ・遊びの中で起きている出来事を再現する

☆ しかし、影響を受けやすい子供たちですので、次のようなことは気をつけましょう。

 ・年齢の低い子たちが、非常事態を知らせるニュースや映像を繰り返し見る

  ⇒  映像等の出来事を自分に置き換えたり、より不安や恐怖を増強することがあります。

 ・年齢が高くなると、インターネットなどを通して様々な情報を得ることができるようになり、噂やデマの被害に遭うリスクが高くなります。

  ⇒  家族や身近にいる大人がサポートして、事実を伝えてあげてください。

☆ こんな生活を勧めます。

 ①規則正しい生活を保つ

 ②感染を予防する正しい方法を知り、実践する

 ③人混みの少ない屋外を歩いたり、室内でもストレッチやラジオ体操をしたり、体を動かす